(この記事は2022年1月に更新しています)
G検定について、
対策、おすすめの参考書、ブックマークしておくべきサイト
をまとめました。
著者も今回紹介する内容で合格しました。
紹介する対策・参考書・サイトがあれば、社会人が1ヶ月~3か月程度で合格出来るようになっています。
ぜひ最後までご覧ください。
G検定とは
G検定(ジェネラリスト検定)とはAIとディープラーニングの知識に関する資格試験のことで、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催しています。
公式の説明は以下です。
ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定する
引用:一般社団法人日本ディープラーニング協会
ディープラーニングとはAIの中での主要な手法になります。
G検定は、技術者よりもビジネス視点で提案したり検討したりする人向けの資格試験になります。
なので”ジェネラリスト”検定でG検定です。
技術者として開発したい、と言う人にはE検定(エンジニア検定)があります。
より詳しくは下記を参照ください。
G検定とは?AIの基本・導入に強くなる資格【業種関係なく取れる】
G検定の日程、試験方式、難易度
G検定の日程は年に3回試験があります。3月、7月、11月です。
申し込みは 一般社団法人日本ディープラーニング協会のホームページから出来ます。
試験時間は120分、選択式問題で220問程度です。
オンライン実施(自宅受験)になります。
難易度は普通と呼ばれていて、合格率も66.9%とそこまで低くはありません。
ですが、120分の220問なので解答時間は1問30秒程度と短く、これが非常にやっかいです。
悩む時間はないので、知識がないと答えられません。
また時事問題も増えているので、余裕で合格とはいきません。
以下の対策が必要になります。
G検定の対策

基本問題は同じ問題が多いので反復練習
上で書いた通り、解答時間は1問30秒程度と短いですが、
基本問題は毎回同じような問題が出るので、ここで時間を稼ぎましょう。
G検定はそこまで深い理解は必要ないので、浅い知識でも問題は解ける!というようにします。
一問一答のように解答できるといいです。
そのためには後述する問題集や模擬試験を反復して行ってください。
オンラインを利用して知識まとめサイトなどをブックマークしておく
G検定はオンライン試験であり、ブラウザで検索して問題の解答を調べることが出来ます。
これは公式でも許可されています。
そこで知識がまとまっているサイトや自分が苦手な箇所のサイトをブックマークしておき、本番で開いてキーワードで検索出来るようにしておきましょう。
後でおすすめのサイトを紹介します。
時事問題もブックマークかAI白書で探せるようにしておく
時事問題も参考になりそうなページをブックマークしておきましょう。
また後で紹介するAI白書からけっこう出るので、索引から調べるか、Kindleで購入して検索できるようにしておきましょう。
本番ではわかる問題から解く!
本番では問題の一覧が見れて、回答していない問題などが見えるようになっています。
なのでわからない問題はとにかく飛ばして、わかる問題をまず解いていきましょう。
一巡したらわからない問題のうち、ブックマークやAI白書ですぐ調べられる問題を解きましょう。
最後にGoogleで検索する問題を解きましょう。
G検定の独学勉強法・参考書・問題集・サイト

勉強時間
以下の対策をすれば、勉強時間は社会人で1~3ヶ月になります。
個人差はあると思いますが平均1ヶ月半だと思います。
それでは以下をどうぞ!
通称「白本」と「黒本」を反復練習しよう
基礎知識は公式テキスト(通称「白本」)でインプットし、徹底攻略(通称「黒本」)で問題を解いて定着させましょう。以下に紹介します。


1~2日で白本の1章をとりあえず読む
⇒黒本の対応する章を繰り返し解く。問題と答えを覚えるぐらい。
⇒黒本の解説と白本を照らし合わせながら理解する。わからないところはネットで調べる
基礎知識はこの2冊があれば十分です。
深い知識をつける前に、問題に対して答えが出せることが大事です。
Study-AIとDIVE INTO EXAMの無料模擬試験を反復練習しよう
白本と黒本で基礎知識は付けれますが、本番ではもう少し知識が必要です。
その知識を補うために、Study-AIの模擬試験とDIVE INTO EXAMの模擬試験を解きましょう。
どちらも無料で、登録は必要ですが安心なサイトです。
問題を繰り返し解く。問題と答えを覚えるぐらい。
⇒わからないところは、黒本と白本、ネットで調べる。
サイトは以下からは入れます。
Study-AI
DIVE INTO EXAM
カンペ用まとめサイトをブックマークしておこう
本番で役立つサイトを紹介します。一度目を通しておくとよいでしょう。
ちゃんとフォルダを整理してすぐ出せるようにしておきましょう。自分用に名前を変更してもよいと思います。
ただし基本問題は自力で答えられないと時間が足らなくなるので、困ったときに使用してください。
【資格試験対策】ディープラーニングG検定【キーワード・ポイントまとめ】
G検定 本番困りそうな所まとめ
【AI入門・G検定】JDLA Deep Learning for GENERAL 2018#1 推薦図書キーワードまとめ
G検定学習メモ
IT is IT.
時事問題はAI白書で探せるようにし、サイトを調べてブックマークしよう
時事問題がかなり増えました。内容としてはAI白書からいくつか、その他からいくつか出ます。
なのでAI白書を購入しましょう。
ただしAI白書は分厚く一読することは不可能かと思います。また本番で出ない内容も多いです。
対策としては、
冒頭のトピックスと技術部分、また他のサイトを調べて出てきた内容部分に目を通しておきましょう。
後はどこに何関係のことが書いてあるかだけ把握しておき、本番では目次や索引から調べるようにしましょう。
Kindleで購入するとPCのKindleアプリから検索が出来ますので、そちらもお勧めです。

時事問題のサイトについては、本番に近い日にいろいろ調べてブックマークしておきましょう。
安定して時事内容を出しているサイトはLedge.aiです。
後は内容が変化するかもしれませんのでここでは挙げませんが、よく出る項目は以下なので、
以下に関するサイトをブックマークし、またAI白書に書いてあったら読んでおきましょう。
- 自動運転のレベルと法律
- 著作権法
- AIが問題を起こした際の責任に関する問題
- ドローンに関する法律
- 自律型致死兵器システム(LAWS)
- 特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)
- 透明性レポート
- 情報銀行
- FAT(Fairness, Accountability, Transparency)
- パートナーシップオン AI
- GDPR (EU一般データ保護規則)
- プライバシーバイデザイン
- 営業秘密
- ディープフェイク
以上が勉強法になります。
G検定の概要が知りたい人は無料オンライン講座を見てみよう

「いきなり参考書を読み始めてもわからない」という人は、
無料のオンライン講座で全体の大まかなイメージをつかみましょう。
無料のオンライン講座は基本的なイメージを説明してくれるものが多いです。
以下にまとめましたのでご覧ください。
【実際にやってみた】G検定 無料オンライン講座まとめ【動画】
まとめ
以上G検定について、概要と勉強法、おすすめの参考書、ブックマークしておくべきサイトをまとめました。
G検定はAIの需要が増える時代に必要な資格試験になっています。
ぜひG検定に合格してください。応援しています。



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